プレスリリース:上野の森美術館を中心とした抗議のまとめと、大阪展へ向けて

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By IAATE, 2010/02/02 23:18

東京:上野展関係団体詳細

主催団体:財団法人日本美術協会、上野の森美術館、朝日新聞社、TBS、_大広、中華文物交流協会、中国チベット文化保護発展協会_協力団体 :JAL日本航空、日本通運

大阪展詳細:
特別展「聖地チベット —ポタラ宮と天空の至宝—」

主催 大阪歴史博物館、朝日新聞社、中華文物交流協会、中国チベット文化保護発展協会
後援 文化庁、中国駐大阪総領事館、中国国家文物局、NHK大阪放送局
出品協力 中国チベット自治区文物局、中国文物交流中心
企画協力 大広
協力 日本航空
会期 平成22年1月23日(土)〜3月31日(水)

大阪歴史博物館 Osaka Museum of History)
館長:脇田 修(わきた おさむ)

大阪展開催に向けて

「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展に抗議する国際連盟は、2009年6月の発足当初より一貫して、展覧会の主催・協賛企業に対し、日本の機関や企業として中立の見解に基づいたチベット人とその支援者の意見を反映した「包括的な」内容の展覧会にしてくれるよう、お願いしてきました。
日本の機関や企業が、そうした公平な判断に基づいた決定をする事で、チベットと中国との間に50年もの長い間存在する紛争解決のための、具体的な働きかけの一部になることができると信じるからです。

チベット人とその支援者による口コミや、インターネット、街頭で配られたチラシ、マスメディアの報道、署名やピースマーチ、僧侶らによる上野の森の行脚など・・・様々な形で訴えられた展覧会への抗議に対し、具体的な改善は何も無いまま、大阪展が開催されました。

チベットの現状は深刻です。

国際社会の一員として国内の人権状況などの改善を、世界が期待した『北京五輪』は、中国の人権状況になんの進展ももたらさなかったばかりか、現状は悪化の一歩をたどっています。
中国政府のチベットにおける政策の失敗は、中国国内でも批判の対象となっており中国政府のシンクタンクである北京公盟法律研究中心による2008年チベット動乱についてまとめた調査資料:『西藏区3.14事件。社会、経済成因調査報告』)のなかでは “中国による、チベットの安定を確保するための政策は失敗だった”と結論をくだしています。

原文:https://docs.google.com/Doc?id=df4nrxxq_91ctcf6sck
日本語訳:http://www.freetibetjapan.com/news/news.koumei.html

また、今年1月に新しく選出された17年間人民解放軍に勤続した軍出身のチベット自治区、新主席の任命は、中国が引き続きチベットを武力で弾圧する意向を顕著にしめしています。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/8460628.stm

我々国際連盟は今一度、「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展に関わる公組織である大阪市歴史博物館、主催、協賛企業に対し、中国を取り巻く世界情勢を十分に理解し、下記のような弾圧が現在進行形で行われている事実を踏まえたうえで、この展覧会の内容が真に『チベット文化を総合的に紹介している』展であるかどうかを、改めて検討しなおすことを要請します。

“自由・民主・人権・法治”を普遍的価値概念とした民主国家である日本において、同展覧会の主催者、協賛者は、以下の事実を正視すべきです。つまり、同じ展覧会に名前を連ねている中国の公的機関は、民族弾圧や基本的人権侵害、宗教弾圧、公的組織内の根深い汚職、そのうえ正義に基づいて裁きを受けることを保証する「法の下の平等」の原則すら実行されていない中国共産党政府に先導された組織であるということです。

そのような組織によって営まれる展覧会が、 真に非侵略地「チベット」の文化を総合的に紹介しているかどうか、また協賛団体として、共通の価値観を共有するべき組織であるかを、深い洞察のもとで自問していただきたいのです。

「日本独自の中立的な視点に基づいた展示を実行すること」へのためらいや妥協は、五輪後の中国やチベットの現状を悪化させるだけでなく、協力する日本の組織や企業の倫理観の欠落を強調するのみで、長期的には何の見返りももたらさないという認識を強く促したいと思います。

以下は展覧会に対するチベット人の意見を抜粋したものです。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

この展覧会の展示や文書は、日本国民を欺き、中国政府がチベット文化の善意の保護者であると信じさせるよう、意図的に作られています。実は、真実は逆なのです。チベットでは、今でもチベット人の信教と文化の自由は弾圧され続けています。一昨年のチベット動乱がその証拠です。チベットが今日もなお、封鎖されているという事実が、何よりも声高に物語っています。

もし主催者の方々が、この展覧会がチベット人のために行われていると信じるなら、チベットの真の歴史的背景と、ダライ・ラマ法王の亡命の理由、そして世界的問題となっているチベット問題について正しく展示し、呼びかけることで、関心を持つ人々に誤解を与えないようにすべきです。また、中国政府に、チベットの封鎖を解いて本物のチベットを世界に見せるよう促すべきです。

在日チベット人 ペマ・ギャルポ氏の感想

意図とするものはあくまでもチベットが中国の一部であることをさりげなく言い、日本国民を騙し世界を洗脳するための展示会であることは確実であるとおもいます。

ペマ・ヨーコ(Pema Yoko)さん

この展覧会は100%チベットから不当に盗まれたものを展示したものであり、嘘と無知で満ちたものであることは、展覧会運営委員会の代表が、ビデオで見られるような”チベット人は存在しない”との発言が、顕著に物語っています。_今も武力による中国共産党の弾圧に喘ぐチベット人民にとって、(この発言が)これほど惨いことはありません。と同時に私は日本の皆様が、中国政府によるチベットに対する度重なるプロパガンダによって、簡単にだまされることがないことを確信しています。

中国を取り巻く欧米の動き

日本でも記憶に新しい米オバマ大統領のアジア訪問の最終地である中国で行われた対話集会で、表現や信教の自由、少数民族の権利の保護を「人類の普遍的権利」と呼び、中国に改善を求めました。その2ヶ月後には、 中国の情報統制の手段であるインターネット検閲に抗議し、米国グーグル社が正式に中国市場からの撤退を検討すると発表しました。

これまでにも、チベット支援団体は幾度となく サイバー攻撃やハッキングを受けており、中国の検閲に関して警報を鳴らして来ました。
グーグル社による発表のあくる日に、中国国内からこれまでアクセス不可能だったチベット関係のウェブサイトが閲覧できるようになり、多くの中国人は初めて中国政府による検閲を受けないダライ・ラマの情報に触れることになりました。

このようなグーグル社の動きの裏には、中国政府による表現の自由に対する取り締まりの強化により、中国の人権活動家などが次々と逮捕され重刑を受けるといった問題があることが,指摘されています。

その中には中国共産党の一党独裁体制の変更を求めた「08憲章」を起草したとして、国家政権転覆扇動罪に問われた 劉暁波氏や中国の民主化を担う著名活動家も多く含まれ、そのほとんどが公平な裁判を受けておらず、逮捕容疑も「濡れ衣」である、という報告がなされています。

これら、表現の自由に関する取締りは、チベットにおいてはたいへん顕著で、中国政府はチベットの文化や言語、宗教上の表現に関する取締りを以前にも増して強化させています。
現在ではチベット人のアイデンティティーに関する表現は、ほぼ「反動主義者」や 「分裂主義者」のレッテルを貼られ、長期にわたる懲役または,それ以上の刑に問われます。チベット人の文化人、作家やブロガーで、現状に対して自己の意見を表現する者は以前より高い危険を伴い、”蒸発”したり長期に渡る禁固刑を言い渡されている報告が寄せられています。

その中の一人、映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンは一般のチベット人に対する北京五輪、ダライ・ラマや中国の政策について、インタビューして罪に問われ、6年の刑を言い渡されました。一貫して無実を主張しているドゥンドゥップ・ワンチェンは弁護士さえも、当局により拒否され、最低限の司法処置も受けられないまま判決を受けました。彼の健康状態には、尋問の際に受けた拷問の後遺症が心配されています。
2008年3月以降チベットで起きた抗議行動について声を挙げる者を黙らせるため、中国政府は武力による取り締まりを強化しており、取締りの際に起きている拷問、蒸発、殺害などの隠蔽行為を一層強化させています。
欧米各国の議会からは、チベット人に対する死刑執行や 違法な判決に対して幾度となく強い遺憾の意が中国政府に対して正式に表明されてきました。

昨年暮れには欧州議会決議として「小数民族と死刑の執行について」中国に対するモラトリアムが発表され、欧州連合国内の共通言語としての決議がなされました。決議の目的は、欧州連合国内の意見の対立を仰ぐかのような中国による行為を権勢し、欧州連合参加27カ国のチベット支援に対する共通の見解を明確にすることと、ダライ・ラマの訪問等に対して共通の立場を作る事、中国とチベット間の話し合いが積極的で具体的な解決を導くためのものとなるよう、国連の委員会等を通じて働きかける事等をあげています。

来る1月26日にはダライ・ラマ特使団と中国政府による第9回目の協議が15ヶ月ぶりに再開され、 国際社会の注目を集めています。

中国政府によるチベットでの弾圧の強化の現状を踏まえると中国の人権状況は後退しています。

2008年(10月31日から11月5日まで) 中国とチベット人との間で行われた前回の協議以来、中国は国際的にダライ・ラマの立場を彎曲し陥れようとする攻撃的な運動を展開し、政府により“ダライ一派”と呼ばれるチベット人によるアイデンティティーの表現に対し、弾圧を強化し政治的な犯罪として刑罰を問う取り締まりを行って来ました。

協議の再開と同時にアメリカ、イギリス、カナダ、デンマーク政府から具体的な現状改善に向けて期待し,動向に注目する声明が出されました。

米オバマ大統領とダライ・ラマの会談はワシントンで2月に行われる予定であり、その旨を米側は中国対して事前に提示しています。こうした各国によるチベットに対する具体的な抗議の表明は、武力に頼らない対話による平和的な紛争解決を一貫して訴えて来たダライ・ラマとチベット国民に対する敬意の表現と、21世紀の紛争解決に向けての人類の望みが込められています。

別紙資料

大阪展の特色:
多彩な関連行事予定(多彩な在関西東洋学者を講師に招いての講演会等)
大阪歴史博物館は運営が大阪市
大阪では「大広」は「企画協力」

osaka

大阪歴史博物館 Osaka Museum of History
http://www.mus-his.city.osaka.jp/

財団法人大阪市文化財協会
財団法人大阪市文化財協会は、市民や来阪者に、歴史・文化、自然に関する総合的な情報を発信するとともに、将来にわたる文化財の保存・継承と活用を推進するために、次の目標を掲げます。

建築概要の所に『建築主- 大阪市』
http://www.occpa.or.jp/gaiyou/flgaiyou.html

館長;脇田 修(わきた おさむ、1931年3月14日 – )は、日本の歴史学者。大阪大学名誉教授。大阪歴史博物館館長。専門は日本近世史。妻は歴史学者で文化功労者の脇田晴子。大阪市生まれ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/脇田修

写真は展覧会に先がけて行われている写真パネル展から。

photo2

解説文に「サキャ寺では文物局の担当者と僧侶達と展示される仏像の状態を確認しました」

photo1

撮影;IAATE 日本有志の会 大阪支部 代表 山田 大輔

動画:2010年1月11日 聖地チベット展 上野最終日の抗議の様子。美術館内の騒動。

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By IAATE, 2010/01/14 23:29

RFUJさんより:://rfuj.net/news_2009_tibet_ueno.php

Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Jzx-WCb7n-k
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm9386107

[解説] 2009年9月から上野の森美術館で行われてきた「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝〜」展。会場前で続けられてきたチベット支援者の抗議行動、フリーチベットアピールの最終日の様子。会場内にプラカードをさげて入場したチベット支援者が、退館を拒否したため主催者が警察に通報。その様子を見ていた一般のお客さんたちが主催者側に抗議する様子など。※美術館内は撮影禁止なので有志の方提供の音声でお送りします。

動画:2010年1月10日 聖地チベット展 僧侶たちによる最後の世界平和巡礼

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By IAATE,

RFUJさんより:://rfuj.net/news_2009_tibet_ueno.php

上野の森美術館「聖地チベット ~ポタラ宮と天空の至宝~」展の開催日から毎週土日4ヶ月間に渡って行われた僧侶たち による「世界平和巡礼 in 上野の森」の最終回の様子。美術館前での「聖地チベット展表白」の読み上げ。巡礼を終えて僧侶の方々のコメントなど。

Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=H97CptlAtq0
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm9377115

聖地チベット展表白

敬って大恩教主水師釈迦牟尼仏、仏法守護の諸天善神に申して言さく。

現在上野の森美術 館において開催中の「聖地チベット展 ポタラ宮と天空の至宝」展は、その深遠にして高邁なるチベット仏教の真髄を伝うるもの ではなく、中国共産党のプロパガンダの一環なり。

悲しいかなチベット国民は、千数百年 に及ぶ真摯な仏教信仰を破壊され、灰燼と化した寺院僧院の数六千ケ寺以上、殺戮された チベット国民の数百二十万に及ぶ。その多くが心の平安を求めて精進している僧侶尼僧なり。

この恐ろしき罪を犯したるものこそ中国共産党に他ならず、他の誰もその罪の肩代わりを すること能わず。早く懺悔の心を起こし、仏法と人間を敬う心を起こすべし。

ここにチベット支援者心を一にして、般若心経、光明真言を読誦し奉り、チベット人諸精 霊位を慰め、仏教国家チベット再建の早からんことを祈念し奉る。
平成二十二年正月十日 沙門秀英敬って白す

宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会
http://www.supersamgha.jp/
小林秀英 真言宗智山派 雪蔵山十善院住職 チベット問題を考える会
川原英照 蓮華院誕生寺貫主 宗派を越えてチベットの平和を祈念する僧侶の会代表
井川仁水 真言宗豊山派 安養山大徳寺副住職
白戸秀憲 天台宗 大井聖天大福生寺住職
赤川淨友 浄土真宗本願寺派僧侶

東京最終日、「聖地チベット展」 訪問者の感想:30回目の美術館前抗議の立ちっぱなし

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By IAATE, 2010/01/12 18:12

この記事は、東京での展示最終日1月11日に『聖地チベット展』をご覧になった方の感想文です。ご本人の許可を得て、ここに転載させて頂きます。

30回目の美術館前抗議の立ちっぱなし。2010年01月11日

第一部

最終日の今日は有志がチベット展に入って仏様をお見送りしようという話になりました。私はチベット展の存在自体を全否定していたので当然お外でお留守番、の筈だった。
午後三時半頃から支援仲間達が上野の森美術館に続々と入って行きました。午後四時頃、50代後半と思われる奥様と美術館前でお話させて頂きました。チベット問題に大変心を痛めておいででした。でもチベットの仏像はどうしても観たいからチベット展に入るとおっしゃっていました。ご覧になった後に抗議のファックスを美術館に送って欲しいとお願いしたら、答はNO。ファックス機をお持ちでなかった。
「それでしたら、中で職員をとっ捕まえて、直接抗議なさっても結構ですよ」
と申し上げてお見送りしました。
その後、自転車に乗った警官が現れ、美術館に消えていきました。
私は支援仲間に何か起こったのか心配になり、入場。いでたちはいつものチュバと黒地に白で書かれた「freedom for Tibet」の鉢巻。バックには100X60CMのチベット国旗を忍ばせて。

案の定揉めていました。

胸と背中に抗議のプラカードをぶら下げた支援者を美術館が排除、その際支援者が大声をあげてしかも美術館職員に暴力を振るったと美術館は主張、その上で警察に通報されてしまいました。勿論支援者側は暴力を振るったのは美術館の警備員だと言っています。
美術館の一室に警官と共に拘留された彼を案じて支援者達4人は部屋の前に集まりました。支援者の一人がダライラマのお写真を胸に抱き、私がチベット国旗を広げていると中年女性が近づいてきて、
「チベットが非暴力を貫いているのだから中国も自分のしていることが暴力だと悟るべきだ」
と言って下さいました。また、中年男性は美術館職員に対して
「何でここの職員は名札を着けないのだ。来館者に失礼だ」
と詰め寄っていました。

美術館側の言い分は
「私達はチベット国旗もダライラマの写真も持ち込みは禁じていません。だけど彼はひらひらするプラカードをぶら下げていたので他のお客様の鑑賞の邪魔になるのでお断りした。それでも彼は私達のお願いを聞いてくださらないので退館をお願いしたけれどそれも受け容れて頂けませんでした」
私は
「以前知り合いの女性がフリーチベットと書かれたマフラーを巻いて入館しようたしたらバックにしまえとそちらから命令されました。私が後で抗議したら、Sさんと言う方が対応してくれて、他のお客様がいるからチベット国旗等は断るようしているとはっきり言われました」
「国旗はお断りしていません。ポールに付いた国旗をお持ちのお客様は断るようにと社内通達がありまして、それが誤って伝達されチベット国旗は全ていけないとの誤解が職員間であったと思います。申し訳御座いません」
ふーん、よく言うわ。
幸い彼は逮捕されることなく釈放。一応警察は調書は取ったけれど、その調書は美術館は見れないと美術館は説明。彼のプラカードは本当に小さく(A4ぐらい)、ビニール製で画用紙より薄く、ペラペラしていて、他のお客様の鑑賞を妨げるものではなかったです。彼が釈放された際彼は警察官とともに退館しました。美術館側の説明によると、彼自身が美術館内で身の危険を感じて警察と一緒に退館したいと要求したから、とのことです。 彼が退館後、私が展示室の壁際でチベット国旗を広げていたら中年の女性から国旗のことで質問を受けました。ダライラマ13世と日本人僧侶が考案したとの説明には美術館スタッフも視線は向けたが黙ってました。女性が先ほどの騒ぎの理由を尋ねて来て、抗議のプラカードを持った支援者が…と説明しようとしたら、職員に「私語をするなら向こうで」と笑顔で注意されました。

第二部

気を取り直して偵察するか。
千手観音様は国宝級と謳われていますが、ケースに入っているわけでもなく、ねぇ、この扱いで本当に良いわけ?美術館側はお祈りしても構わないと言ったし、午前中来館されたブータンのお坊様も五体投地をなさったとのことなので、人が少ない時を見計らって、チベット国旗をマントのように羽織ったままゆっくり五体投地の真似事を一度させて貰い、後は立って祈っていた。そこに既に毎週末のように顔を合わせている童顔小柄の中国人職員が本当に優しい笑顔で近づいてきました。彼は私に小さく合掌し、
「これ以上騒ぎを起こさないで、お願い」
と頼んできました。チベット展を開催して騒ぎを起こしているのは大広じゃん!

階段下で来館者がスタッフに難詰していました。よく見ると、先ほど外でお話させて頂いた奥様ではないか!まさか本当に職員をとっ捕まえているとは!
奥様の仰っていることは
「プラカードを持っている男性は暴力を振るっていない。警備員四人がいきなり彼を押さえつけたので私は恐怖で足がすくんだ。それなのに彼を拘束してなんだ。暴力を振るったのは警備員の方ではないか。私は展示の鑑賞をやめました」
とくどくどと抗議なさっていました。奥様、本当に有難う御座います!
支援者達が奥様の証言を聞いていると、職員に立ち止まるなと注意される。仕方なく二階で秘仏を観て(感想は後ほど)また階下に戻ると三十代のお姉さんも抗議に加わっていました。
「私は一部始終を見ていました。プラカードをぶら下げている男性は小さな声で他の来館者と喋っていた。それなのにいきなりそちらの警備員四人が彼を押さえつけてその上彼を転ばせた。美術館内で暴力を振るっても良いのですか?!警備員が大きな声を出したので私達来館者は恐怖心を感じた。プラカードの彼は大声を出していません。むしろ警備員の声ばかりが聴こえた。更に彼が暴力を振るったと見せかけるために警備員が転んだ振りをして、こちらは臭い芝居を見せられて不愉快以外の何ものでもない。来館者に暴力まで振るってあなた方は仏像を展示をする資格がない。あなたが大広だとは分かりましたよ。あなた方の上はどこですか?私はあなた方にもう仕事はさせるなと上に抗議します。あなたの名刺を下さい」
大広は名刺を出しました。あろう事かお姉さんに対して名刺を求めました。
「はぁ?!美術館に来るのに名刺を持ってくる人なんかいるわけ?」
大広よ。一度倒産しろ。あんたは苦情を言われているんだよ。なお断っておきますが証言してくださった奥様とお姉さんはチベット支援者ではありません。普通の市民です。

閉館時間が過ぎそばで見守っていた支援者達は展示室から出され、奥様達二人は違う場所に導かれていきました。私はエントランスの内側から外に向かってチベット国旗を広げました。外で支援仲間もチベット国旗を広げてくれています。
さらに売店の中からもチベット国旗を広げて外から写真を撮って貰いました。

結局奥様達が出てきたのは6時半過ぎでした。チベット支援者全員が最敬礼をして御礼申し上げたのは言うまでも御座いません。

混乱と迷走の内にチベット展は終わりました。
美術館内を最後の最後に見て、私達の抗議は正しかったのだと実感しました。
展示の手前に書かれていた、「チベット文化を通じて中国文化を理解して欲しい」だと?!チベット文化はチベット文化だよ!
美術館前と中で抗議してくれたみんな、不正を証言してくれた奥様お姉さん本当にどうも有難う!
最後に正義は勝つのです。

関連動画:2010年1月11日 聖地チベット展 上野最終日の抗議の様子。美術館内の騒動。

1/1付 プレスリリース「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝展〜」への抗議署名提出・実行委員会との一問一答

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By IAATE, 2010/01/11 21:15

日時 2010年1月1日(金)14時
場所 上野の森美術館
提出先 株式会社大広 聖地チベット展実行委員会委員長 鶴巻泰介様
提出物 抗議署名約600名分
参加者 Makoto Sasa(国際連盟) Team Tibet (Tatsumura Yukari), Pardenkai (Mr.Osada)

提出までの経緯

dsc_3831s上野の森美術館で催されている「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝展」での展示内容が、チベットの文化背景についての記述が欠落していることに対して遺憾の想いを伝えたいと集まった有志の方々による株式会社 大広、上野の森美術館、日本文化庁への、抗議の署名活動は多数の賛同を得ました。
有志代表が、多くの皆さまからの署名を聖地チベット展実行委員会委員長 鶴巻泰介氏に直接手渡しをしたいとコンタクトをしたところ、1月1日に上野の森美術館館長のご配慮のもと、同美術館にて面談、抗議署名が受理され、以下はその際の会談の様子をまとめたものです。

なお、署名手渡しの様子は写真でもご覧いただけます。

http://nekomimi.la.coocan.jp/free_tibet/ft100101/

1.今回のチベット展開催の経過について

質問:
今回のチベット展開催の経過についてお尋ねします。このチベット展の開催については、たくさんの抗議が届いているかと思います。本来ならチベットに縁を持っている人間にとっては、チベット展そのものが日本で開催される事はむしろ大変喜ばしいことです。しかし、この展覧会開催の背後には、中国共産党(*注:主催である中国国家文物局は政府機関であることを前提)が居り、中国共産党政府がチベットの民族や文化をコントロール下においた状態で、チベット文化を如何に擁護しているか、をアピールするために行われている、いわばプロパガンダ的なチベット展であると考え、私達は抗議の声をあげています。そのことは理解して頂けていますか?

チベット展実行委員会実行委員長(以下:実)
理解というか、そのような声が寄せられている事は確認しております。
この展覧会の発端は弊社が中国からのコンテンツを探していた時に、ドイツでのチベット展の話を担当者が入手しました。
それで日本でもそれらの文物を借りられるか、という交渉を始めました。大広が中国共産党から依頼を受けて行っているのではありません。準備を始めたのは、2005年か2006年くらいのはずです。

質問:
御社に中国国家文物局に居た方がいらして特別のつながりがあると聞いていますが?

実:
それは半分事実です。でもそれは大広が中国から文物を借りてくる時のルートのひとつです。(このような展示会では)、普通に貸して下さいと言っても貸してくれるものではなくて、ルートを開拓していかなくてはなりません。開拓してきたルートは1回つながれば、他の物も借りることが出来ますので、それを利用します。

質問:
実行委員長はこの展覧会を担当されるにあたって、中国とチベットについてご存知でしたか?チベット問題についてはご存知でしたか?

実:
チベットについてはあまり知りませんでした。チベット問題があるということは知っていました。ダライ・ラマという名前は知っていましたし、亡命されて今は亡命政府を持たれているという事実は知っています。また、ダライ・ラマ法王はノーベル平和賞を貰っているということは知っていますし、それに対し中国側がコメントをしていたというのは知っています。

質問:
準備期間中に聖火リレーが世界中で非難を浴びていたのですから、展覧会を見直そうとは思わなかったのですか?

実:
去年の春の段階では、すでに(中国政府から)展示品を貸して頂けるということになっており、その為の支払いも済ましていました。当然チベット展の準備を継続できるかどうかを社内で検討しました。

質問:
内定ですよね?お金を払ったから、実施するほか無いということですか?


こういった事情(2008年のチベット騒乱)があるので、九州国立博物館と、北海道立近代美術館がどういう判断をされるか?打診しました。その時に、九州国立博物館・北海道立近代美術館・大阪歴史博物館・仙台市博物館ともに、チベット展(開催準備)は継続すると判断しました。チベット展は開催するということであるなら、大広は文物を日本に持ってくるという仕事がありますので、そのようにしたという状況です。

質問:
全体の仕切りは大広に責任があると思います。今回は中国政府からの依頼で行っているのではない、ということですが、そういうことであれば、展示内容を正しく伝えることは充分に出来たと思います。今からでも展示内容を正しく伝えることは遅くはないと思いますが、中国政府から干渉されているということはあるのですか?

実:
それは全くありません。

質問:
ということは、これからも展示内容を修正する事は可能ですね?

実:
大広の哲学としましては、チベット展で何かしらの啓蒙をしようとは思っていませんし、効果を見ようという発想も持っていません。ひとつの美術的・希少的価値のある物を紹介する。歴史的背景を交えてという話は無いです。

2.主催者側のチベットについての理解と立場

質問:
これらの展示品は文化です。文化を創ったというチベット人がいて、ダライ・ラマ法王が来日しているのに法王をお招きするわけでもない。展示会の政治的背景を理解しているからしょうがないとは思いますが、このようなことは異常です。このような展覧会というのは、歴史的にこれを創った人々に対するリスペクトは絶対的に持っていなければいけないものだと思います。
中国政府の干渉がないのであれば、これだったら内容に入れられるというようなことを、在日チベット人やチベットサポーターと相談しながら変えていくということは可能ということですよね?開会式ひとつとってもわかりますが、中国人の大使が呼ばれているにも関わらず、何故在日チベット人は呼ばれていないのですか?

実:
(無言)

質問:
実行委員長は今回チベット展の実行委員長になられたわけですけど、チベットに対して自分は、ダライ・ラマ法王の名前くらいしか知らない、ただ美術的価値があったから、この展示会をやったということですか?そうだとすれば、私達にしてみればかなりショックなことです。


知識というのは何に対する知識ですか?

質問:
まずポタラ宮がどのような役割を果たしていたかということ。また、そこにあった仏像がどのような役割を果たしていたか、ということを理解していないと思います。昨年10月〜11月にかけてダライ・ラマ法王が来日されました。ポタラ宮にあった物は、もともとはダライ・ラマ法王のものです。
チベット展なのですから、チベットの最高指導者が来日された時に、お招きしてチベット展をこのように開催しています、という招待を打診してもよかったのではないでしょうか?そうではなく、むしろ避けたのは何故ですか?これだけのものを展示しているのに、ここにダライ・ラマ法王の写真が無い。ダライ・ラマ法王とのつながり一切書いていないということは、主催者が中国にとても気を使われているのではなく、敢えて書いていないのですか?あれだけの専門家の力により、背景も全部調べ上げ、立派な図録を作ったにも関わらず、歴史的な記述が何故、出来ないのでしょうか。


私共は基本的に、展示物について、その年代とか、どのようにして創られたのか、とかいう部分は記載しております。それと同時にそれを説明するに必須な、チベット仏教というものはどのような形かという説明は入れています。しかしこの展示会は、今のチベットの状況というようなものを広く知ってもらおうということではありませんし、逆に中国側の主義・主張をサポートする意図もありません。

3.「チベット人はいない」発言について

質問:
チベット問題がある、ということを知っていながら、「チベット人は存在しない」などと発言したりすることは、認識が無いというよりモラルの欠如だと思うのですが。


これについてはお詫びします。チベット族という言葉に、蔑称の意味が込められていることを知らずにいました。この展示会の開催については、8月くらいから各方面から抗議の電話が入っています。
それぞれがどんな団体かもわからない、という状況の中でいろいろな話がきました。頂いていた抗議の電話の中で「チベット人について」という問いかけがあり、それに対し答えようとした途端に、「あなたはこれに答えるということは、チベット人が存在するということを認めるのですね。チベット人が存在するということは、国籍がチベットという人がいるということを認めるわけですね。だとすればチベット独立の為に協力するようなチベット展の内容にしなさい」ということを言われました。
チベット人と発言すること=チベットのナショナリティ=チベットの独立を推進する立場であるというふうに、電話で抗議されたあとだっただけに、そのような発言をしてしまいました。このことについては、本当に申し訳なく思っています。後から反省してみて、「チベットのかた」と言えば良かったと思っています。

質問:
チベット人、チベット族という呼び方に関しては、深い意味があって、日本のマスコミにしても昔はほとんどチベット族と報道していましたが、最近ではチベット人に変ってきています。ですから、大広もここでチベットと看板掲げて商売するのであれば、それくらいのことは考えるべきです。実行委員長は、今は悪かったと思っているのなら、どうして謝らないのですか?

実:
連絡先を聞いていませんでしたし、あの段階で法王事務所は、この展覧会に関して何のコメントも出していない状態でした。そこに私が突然法王事務所に連絡し「私はこういう発言をしました。すみません。」と連絡することもどうかと思いました。私は人種差別になるとは思っていなかったのです。「誇り高いチベット族」という意味だと思って使ったつもりでした。

質問:
謝罪は今からでも遅くないと思います。対話を続けて頂きたいと思っています。今回色々と話をさせていただき、このような抗議の声があるということを受け止めていただければと思います。

4.展示会の主催者は誰か? 商売になれば何でもありか?

質問:
大広というひとつの大きな企業がチベット展を行うことは、必ずメリットがあり、採算がとれると考えてのことだと思います。でも東京ではそれほど入場者数が伸びていないようにも聞いています。あれだけの新聞広告を出しているのですけども、実際に採算はとれているのでしょうか?

実:
大広の立場はコンテンツを持ってきて、展覧会をやりたい、というところにお貸しして代金を頂きます。
東京においてのみ、主催者となっていますが東京以外の会場では、大広は展覧会を開くためのコンテンツを借りてきて提供しているだけです。パンフレットを見てもらえるとわかると思うのですが、東京以外では大広は企画協力になっております。採算は取れたと思います。会場すべて終わってみなければわからないことですが。

質問:
中国政府からは今回は一切のお金は出ていないのですか。


出ていません。出してもらえるとありがたいです。

質問側の感想
日本の広告代理店が、お金になりさえすればいいのだという態度でチベット展を開催しているということがよくわかって、今回のお話で私達は日本人としてチベット人に対して、恥ずかしいことをしてごめんなさいという気持ちになりました。

5.チベット人不在のチベット展

質問:
この展示品は、中国側が出してくれたということですが、出してもらった展示品に対して、それが正しいものであるという証明はどのような形で出されているのでしょうか?

実:
事前調査に図録に書いてある専門家が3回くらい中国に行っています。僧侶や貴族の方の持ち物であった、という状況の中で、ひとつひとつの作品の来歴だとかについて伺いました。ポタラ宮やノルブリンカなどは中国の宝物展で保管されていたものです。あとはチベット博物館にあるものです。

質問:
お寺からも持ってきちゃったのですか?

実:
お寺から借りたものも数点あります。

質問側の感想:
もしも無理矢理、お寺からもってきていたりすれば、おまけに、チベット文化を守って来たチベット人たちの心情を顧みない展覧会を中国側の一方的な位置づけで開催するというのは 恥ずかしい行為であって、会社の中にも上の方にもわかって欲しい。と強く思いました。

質問:
ここ上野の展覧会には、ダライ・ラマ法王の写真もなく、真実を伝えず美術展をやる上で、主催者の姿勢に疑問を持ちます。次の展覧会でも開会式をしますね?また中国のプロパガンダを参加させるのですか?

実:
それは、次は主催者でないのでわかりません。

質問:
では私達が主催者に言えばいいのですか?でもこうやって膝を交えて話をしたのですから、ここは実行委員長から次の主催者の方にこういう話があったと伝えて頂きたい。

実:
先ほども言いました通り、九州・北海道については誰を呼ぶかと言うのは主催者が決めていて、大阪・仙台も同じです。大広は上野のみ主催です。

質問:
ではここ上野でやってください。上野で展示会をやっている間に、在日のチベット人を呼んでください。
チベット人たちが、今ここにある仏像とかを守ってきた。中国政府が守ってきたわけではない。今あなたたちがチベットの仏像でお金儲けできるのは、これをチベット人たちが守り抜いてきたからです。

実:
ご意見はわかりました。
私の一存で決められることではなく、会議で検討したいと思います。

周辺イベント:1/10 第5回チベット芸術フォーラム

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By IAATE, 2010/01/10 08:02

周辺イベントのご案内です。

聖地チベットを考える「守りたい天空の至宝」| チベット芸術フォーラム主催 シリーズ講演会
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動画:聖地チベット展を観覧したペマ・ギャルポ氏のコメント

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By IAATE,

RFUJさんより:http://www.youtube.com/watch?v=Tgh4ZxKTR0g
世界平和巡礼は1/10(日)が最終日。午後3時より開催です。

Tibet supporters in Japan have delivered six hundred petitions to the Ueno Royal Museum

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By IAATE, 2009/12/31 18:55

Tibet supporters in Japan have delivered six hundred petitions to the Ueno Royal Museum in response to their controversial show “Tibet: Treasure from the Roof of the World”

Date: December 24, 2009 at 3pm
Location: Ueno Royal Museum, Tokyo
Recipient: Mr. Seiichi Muzuno (Director)
Delivered by: Team Tibet (Tatsumura Yukari), We Love Free Tibet (Kubo Takashi), The Group for Palden Gyatso (Mr. Osada),
Japan Coordinator for ITSN (Mr. Kamata) and 2 others.

Purpose:

As leaders of Japan’s Tibet support groups, we have collected petitions from the public to demand that the exhibition organiser include the accurate modern history and culture of Tibet and to condemn the museum for ignoring our demands since the opening of the exhibition. Six hundred signatures have been collected in a remarkably short amount of time. The petition was directed to the following organisations that have been involved with the exhibition:

Ueno Royal Museum
Daiko Advertising Inc.
The Ministry of Culture

Mr. Seiichi Mizuno, the director of Ueno Royal Museum, has agreed to personally receive the petition, and we had an opportunity to question him face-to-face. The following is the conversation from our meeting with him:

Q: Please explain how you have curated this exhibition.

A: When we were deciding whether or not we should have lent our museum to the exhibition as a venue, we expressed our concerns to the organizers and told them to be extra careful concerning the unrest in Lhasa and Uyghur. Since Asahi newspaper had been involved with the Free Tibet exhibition in the past, I am assuming that Asahi wanted to appear balanced in their approach to China. However, the most important point for us is the artistic value of the exhibition. According to specialists this exhibition has its artistic value; therefore, we decided to lend the museum to this exhibition.

When the exhibit began in Fukuoka, there were protests. We thought
that canceling the exhibition in Tokyo would have far reaching
consequences and would severely impact the museum’s international relations. Therefore, we decided to continue the exhibition at
the Ueno Royal Museum. We would use Daiko Advertising Inc. as an
organizer and look to Asahi newspaper to provide publicity.

Q: What is your opinion of displaying the stolen Buddhist artefacts by China?

A: This is a complex issue and even more so from the viewpoint of the international museum community. We have exhibited items from the Louvre and the British Museum in the past. We cannot single out this event and comment on the issue even if they were actually stolen by China’s Peoples Army.

Q: The display of those precious Buddhist artefacts is quite poor.

A: The specialists were overseeing this area. I can give you an example of when the statue of the National Treasure Ganjinwajo was shown in France: the display of the statue was totally unlike what we normally would do in Japan. The display reflects the nationality of the viewers. Ideally, the Tibetan Buddhist artefacts should be displayed as close to the original style in Tibet; however, we left its supervision to the specialists- Daiko Inc. which is in charge of it. I must honestly say that I was unaware of that concern.

Q: What is your opinion on the fact that the exhibition is misleading the public on the issue of Tibet by excluding certain historical facts of Tibet?

A: So far over 120,000 people have visited the exhibition, and I assume that 90 percent of the visitors were not aware of the issue of Tibet.
In that context, rather than taking it as “misleading the pubic on the issue,” I hope we are providing an opportunity to develop an accurate understanding of Tibet for the visitors who come to see these artefacts. We hope to inspire some people to develop an accurate understanding of Tibet and the issues surrounding it. I believe that our mission as a museum is to exhibit valuable art, and I am proud to say that these Tibetan Buddhist artefacts from the exhibition are mysteriously beautiful.

Q: At the opening of the exhibition, a Tibet supporter and a Tibetan who reside in Japan spoke to a representative of Daiko Inc., regarding the exhibition. In the conversation, the representative commented “There are no Tibetan people as such. Only the Tibetan tribe (in China) exists.” What is your view of this comment?

A: That is clearly different from my view and it is an inconsiderate comment.
As far as our exhibition, “Tibet: Roof of the world,” I have my own personal doubt whether this event has lived up to the quality that the Ueno Royal Museum normally demands – I wonder if the exhibition paid an enough attention to the international focus on the Tibet issue. I am planning to report this to Daiko Inc. when the exhibition is over.

Q: The Ueno Royal Museum is a historic venue that has been maintained by the Japan Art Association, which was founded in 1879 (Meiji 12) and is headed by Prince Hitachinomiya. Perhaps, China wanted to have an association with the “Royal Museum” in order to legitimize its project.

A: I cannot answer that.

Report from Yukari Tatsumura who was in the team to deliver the petitions:

“I was pleased to have an opportunity to raise those questions directly to Mr. Mizuno, the director of the Ueno Royal Museum. The conversation gave me the impression that the event was purposely designed to promote the Chinese government as the benevolent guardian of Tibetan culture to the Japanese public. They did this by creating a wide range of advertising campaigns on the event through Japanese media.”

上野の森美術館へ抗議署名を提出&館長へのインタビュー

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By IAATE,

日時:2009年12月24日(木)15時
場所:上野の森美術館
提出先:上野の森美術館 館長 水野 政一氏
提出物:抗議署名約600名分
参加者:Team Tibet(Tatsumura Yukari),We Love Free Tibet(Kubo Takashi)
Parden kai(Mr.Osada) ITSN,Japan Coordinator(Mr.Kamata) 他2名

目的

私たちは、上野の森美術館で催されている「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝展」
での展示内容が、チベットの文化背景についての記述が欠落していることに対して遺憾の
想いを伝えたく、株式会社 大広、上野の森美術館、日本文化庁に対する抗議の署名活動を
行い多数の賛同を得たので、これを提出するとともに、上野の森美術館館長の水野氏に、今回の展示についての見解を伺った。

質問:今回の展示会開催に至った経過を教えてください。

館長よりの回答
上野の森美術館が、この展示の開催をするに当たり、会場として貸すことが適当かどうかを判断するときに、ラサでの動乱、ウイグル地区での騒乱もあり、慎重に行わなければならないと主催者には伝えた。この点、朝日新聞社は過去フリーチベット側の展示会をしたこともあったことから(前回の展覧会)、今回は中国との関係におけるバランスをとり、企画されたものと思われる。
しかしながら重要なのは、出品作品に芸術的価値があるかどうかということである。専門家に確認したところ、芸術的価値があるということだったので、会場を貸すということに関しては、主催者を尊重せざるを得ないということになった。
福岡での展覧会が始まった時にすでに抗議の声があったが、そのことによって上野の森での開催を止めるということになるとまた、国際的な美術館の連携という観点から問題も起こってくるだろうし、これは引き受けざるを得ないということで、お引き受けしたという経緯である。会場は上野の森、企画は大広、広報は朝日新聞と役割分担を行った。

質問:中国人民解放軍がラサから略奪した仏像を展示しているということについては、どう思われるのか。

これは世界の美術館との連携という意味でも、複雑な問題である。ルーブル美術館や大英博物館の展示物をここで展示したこともある。だから今回も中国人民解放軍がラサから奪い取ったものであるとしても、それに関しては自分たちの立場では、今は言うことはできない。

質問:展示方法について、尊像を粗末に扱っているのではないか。

それなりの専門家が監修をしている。例えばフランスの美術館で鑑真の仏像が展示されたときの展示方法は、明らかに日本では取らない方法であった。展示方法に関しては、その国その国の国民性も反映される。もっとチベット本来の仏像の在り方に近い状態で展示することは、より望ましいことだが、監修は大広を通して、専門家にしていただいたものなので、正直、こちらとしてはそこまで詳しいところまでは理解していなかった。

質問:展示内容にチベットの歴史的背景が欠落していることで、チベットについて誤解を与えているのではないか。

約12万人の来場のうち、9割はチベット問題については知らずに、ただチベットの仏像を見るためだけに来ていると思う。そういう意味では、誤解を与えるというよりも、チベットの芸術に触れてもらうことで、それがチベットのことを知るための種となり、いつの日か見た人たちの中で、チベットについての正しい認識することにつながっていってほしいと思っている。我々美術館は「美術的に大きな価値があるものを展示し見てもらう」ことが使命であり、その意味でこのチベット仏教美術は神秘的ですばらしいものである。

質問:この展示会が開催された当日、上野の森美術館のまえでチベット支援者と在日チベット人が株式会社大広チベット展運営委員会代表と直接展覧会の問題点について会話をしたところ、チベット展運営委員会代表は、展覧会の見解として「チベット人は存在しない。(中国の少数民族である)チベット族しか存在しないという立場で(行っている)。」と語った、ことについて水野氏はどう思いますか?

それは私の考えとは違う、不見識な発言だと思う。今回の展示会を通して、上野の森美術館が目指したチベットの仏教美術を展示するという目的と、同時にこの展示会が、十分にチベットなどの国際情勢に配慮したものであったどうかは、私なりに思うものがある。それはこの展示会が終わった時点で大広側に伝えたい。

質問:上野の森美術館の運営主体である、財団法人日本美術協会は明治12年、日本で最初に設立された由緒ある美術団体です。現在、常陸宮正仁親王殿下を総裁としています。中国側は、このロイヤルの名前が欲しかったのでないか?

それは私には分からない。

以上、館長自身から、今回のチベット展の展示内容及び開催自体についてコメントをいただくことができました。
入場者数が、当初の目論見ほど得ていないことなどを鑑みると、今回のチベット展の開催は、展示会そのものを主眼に置いているというより、むしろいかに多くの広告宣伝の露出するかにより、中国政府によるチベットの文化保護を広く日本国民に訴えるものであることを目的にしているのではないかと、強く感じました。

動画:09年12月27日 聖地チベット展 今年最後の世界平和巡礼/今後の抗議予告

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By IAATE,

RFUJさんより:http://rfuj.net/news_2009_tibet_ueno.php

聖地チベット展開催日から毎週末続けてこられた僧侶たちによる「世界平和巡礼 in 上野の森」。今年最後の巡礼の様子。今後の巡礼の予定は2010年1月2日(土)3日(日)9日(土)10日(日)。集合は午後3時、西郷さんの銅像前。※今後の抗議行動・1月10日(日)が最後の世界平和巡礼。多くのチベット支援者が参加予定です。・1月11日(月・祝)上野聖地チベット展最終日に有志の支援者等が最後の抗議行動を行うとのこと。・1月23日(土)「チベットの真実を訴えるピースウォークin大阪」。聖地チベット展は2010年1月23日(土)からは東京から大阪に場所を移して行われます。会場となる大阪歴史博物館周辺で抗議行動を行う予定です。
Youtube http://www.youtube.com/watch?v=xnvVEmiU4XQ
ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9243827

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