動画:2010年1月11日 聖地チベット展 上野最終日の抗議の様子。美術館内の騒動。

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By IAATE, 2010/01/14 23:29

RFUJさんより:://rfuj.net/news_2009_tibet_ueno.php

Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Jzx-WCb7n-k
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm9386107

[解説] 2009年9月から上野の森美術館で行われてきた「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝〜」展。会場前で続けられてきたチベット支援者の抗議行動、フリーチベットアピールの最終日の様子。会場内にプラカードをさげて入場したチベット支援者が、退館を拒否したため主催者が警察に通報。その様子を見ていた一般のお客さんたちが主催者側に抗議する様子など。※美術館内は撮影禁止なので有志の方提供の音声でお送りします。

動画:2010年1月10日 聖地チベット展 僧侶たちによる最後の世界平和巡礼

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By IAATE,

RFUJさんより:://rfuj.net/news_2009_tibet_ueno.php

上野の森美術館「聖地チベット ~ポタラ宮と天空の至宝~」展の開催日から毎週土日4ヶ月間に渡って行われた僧侶たち による「世界平和巡礼 in 上野の森」の最終回の様子。美術館前での「聖地チベット展表白」の読み上げ。巡礼を終えて僧侶の方々のコメントなど。

Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=H97CptlAtq0
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm9377115

聖地チベット展表白

敬って大恩教主水師釈迦牟尼仏、仏法守護の諸天善神に申して言さく。

現在上野の森美術 館において開催中の「聖地チベット展 ポタラ宮と天空の至宝」展は、その深遠にして高邁なるチベット仏教の真髄を伝うるもの ではなく、中国共産党のプロパガンダの一環なり。

悲しいかなチベット国民は、千数百年 に及ぶ真摯な仏教信仰を破壊され、灰燼と化した寺院僧院の数六千ケ寺以上、殺戮された チベット国民の数百二十万に及ぶ。その多くが心の平安を求めて精進している僧侶尼僧なり。

この恐ろしき罪を犯したるものこそ中国共産党に他ならず、他の誰もその罪の肩代わりを すること能わず。早く懺悔の心を起こし、仏法と人間を敬う心を起こすべし。

ここにチベット支援者心を一にして、般若心経、光明真言を読誦し奉り、チベット人諸精 霊位を慰め、仏教国家チベット再建の早からんことを祈念し奉る。
平成二十二年正月十日 沙門秀英敬って白す

宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会
http://www.supersamgha.jp/
小林秀英 真言宗智山派 雪蔵山十善院住職 チベット問題を考える会
川原英照 蓮華院誕生寺貫主 宗派を越えてチベットの平和を祈念する僧侶の会代表
井川仁水 真言宗豊山派 安養山大徳寺副住職
白戸秀憲 天台宗 大井聖天大福生寺住職
赤川淨友 浄土真宗本願寺派僧侶

東京最終日、「聖地チベット展」 訪問者の感想:30回目の美術館前抗議の立ちっぱなし

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By IAATE, 2010/01/12 18:12

この記事は、東京での展示最終日1月11日に『聖地チベット展』をご覧になった方の感想文です。ご本人の許可を得て、ここに転載させて頂きます。

30回目の美術館前抗議の立ちっぱなし。2010年01月11日

第一部

最終日の今日は有志がチベット展に入って仏様をお見送りしようという話になりました。私はチベット展の存在自体を全否定していたので当然お外でお留守番、の筈だった。
午後三時半頃から支援仲間達が上野の森美術館に続々と入って行きました。午後四時頃、50代後半と思われる奥様と美術館前でお話させて頂きました。チベット問題に大変心を痛めておいででした。でもチベットの仏像はどうしても観たいからチベット展に入るとおっしゃっていました。ご覧になった後に抗議のファックスを美術館に送って欲しいとお願いしたら、答はNO。ファックス機をお持ちでなかった。
「それでしたら、中で職員をとっ捕まえて、直接抗議なさっても結構ですよ」
と申し上げてお見送りしました。
その後、自転車に乗った警官が現れ、美術館に消えていきました。
私は支援仲間に何か起こったのか心配になり、入場。いでたちはいつものチュバと黒地に白で書かれた「freedom for Tibet」の鉢巻。バックには100X60CMのチベット国旗を忍ばせて。

案の定揉めていました。

胸と背中に抗議のプラカードをぶら下げた支援者を美術館が排除、その際支援者が大声をあげてしかも美術館職員に暴力を振るったと美術館は主張、その上で警察に通報されてしまいました。勿論支援者側は暴力を振るったのは美術館の警備員だと言っています。
美術館の一室に警官と共に拘留された彼を案じて支援者達4人は部屋の前に集まりました。支援者の一人がダライラマのお写真を胸に抱き、私がチベット国旗を広げていると中年女性が近づいてきて、
「チベットが非暴力を貫いているのだから中国も自分のしていることが暴力だと悟るべきだ」
と言って下さいました。また、中年男性は美術館職員に対して
「何でここの職員は名札を着けないのだ。来館者に失礼だ」
と詰め寄っていました。

美術館側の言い分は
「私達はチベット国旗もダライラマの写真も持ち込みは禁じていません。だけど彼はひらひらするプラカードをぶら下げていたので他のお客様の鑑賞の邪魔になるのでお断りした。それでも彼は私達のお願いを聞いてくださらないので退館をお願いしたけれどそれも受け容れて頂けませんでした」
私は
「以前知り合いの女性がフリーチベットと書かれたマフラーを巻いて入館しようたしたらバックにしまえとそちらから命令されました。私が後で抗議したら、Sさんと言う方が対応してくれて、他のお客様がいるからチベット国旗等は断るようしているとはっきり言われました」
「国旗はお断りしていません。ポールに付いた国旗をお持ちのお客様は断るようにと社内通達がありまして、それが誤って伝達されチベット国旗は全ていけないとの誤解が職員間であったと思います。申し訳御座いません」
ふーん、よく言うわ。
幸い彼は逮捕されることなく釈放。一応警察は調書は取ったけれど、その調書は美術館は見れないと美術館は説明。彼のプラカードは本当に小さく(A4ぐらい)、ビニール製で画用紙より薄く、ペラペラしていて、他のお客様の鑑賞を妨げるものではなかったです。彼が釈放された際彼は警察官とともに退館しました。美術館側の説明によると、彼自身が美術館内で身の危険を感じて警察と一緒に退館したいと要求したから、とのことです。 彼が退館後、私が展示室の壁際でチベット国旗を広げていたら中年の女性から国旗のことで質問を受けました。ダライラマ13世と日本人僧侶が考案したとの説明には美術館スタッフも視線は向けたが黙ってました。女性が先ほどの騒ぎの理由を尋ねて来て、抗議のプラカードを持った支援者が…と説明しようとしたら、職員に「私語をするなら向こうで」と笑顔で注意されました。

第二部

気を取り直して偵察するか。
千手観音様は国宝級と謳われていますが、ケースに入っているわけでもなく、ねぇ、この扱いで本当に良いわけ?美術館側はお祈りしても構わないと言ったし、午前中来館されたブータンのお坊様も五体投地をなさったとのことなので、人が少ない時を見計らって、チベット国旗をマントのように羽織ったままゆっくり五体投地の真似事を一度させて貰い、後は立って祈っていた。そこに既に毎週末のように顔を合わせている童顔小柄の中国人職員が本当に優しい笑顔で近づいてきました。彼は私に小さく合掌し、
「これ以上騒ぎを起こさないで、お願い」
と頼んできました。チベット展を開催して騒ぎを起こしているのは大広じゃん!

階段下で来館者がスタッフに難詰していました。よく見ると、先ほど外でお話させて頂いた奥様ではないか!まさか本当に職員をとっ捕まえているとは!
奥様の仰っていることは
「プラカードを持っている男性は暴力を振るっていない。警備員四人がいきなり彼を押さえつけたので私は恐怖で足がすくんだ。それなのに彼を拘束してなんだ。暴力を振るったのは警備員の方ではないか。私は展示の鑑賞をやめました」
とくどくどと抗議なさっていました。奥様、本当に有難う御座います!
支援者達が奥様の証言を聞いていると、職員に立ち止まるなと注意される。仕方なく二階で秘仏を観て(感想は後ほど)また階下に戻ると三十代のお姉さんも抗議に加わっていました。
「私は一部始終を見ていました。プラカードをぶら下げている男性は小さな声で他の来館者と喋っていた。それなのにいきなりそちらの警備員四人が彼を押さえつけてその上彼を転ばせた。美術館内で暴力を振るっても良いのですか?!警備員が大きな声を出したので私達来館者は恐怖心を感じた。プラカードの彼は大声を出していません。むしろ警備員の声ばかりが聴こえた。更に彼が暴力を振るったと見せかけるために警備員が転んだ振りをして、こちらは臭い芝居を見せられて不愉快以外の何ものでもない。来館者に暴力まで振るってあなた方は仏像を展示をする資格がない。あなたが大広だとは分かりましたよ。あなた方の上はどこですか?私はあなた方にもう仕事はさせるなと上に抗議します。あなたの名刺を下さい」
大広は名刺を出しました。あろう事かお姉さんに対して名刺を求めました。
「はぁ?!美術館に来るのに名刺を持ってくる人なんかいるわけ?」
大広よ。一度倒産しろ。あんたは苦情を言われているんだよ。なお断っておきますが証言してくださった奥様とお姉さんはチベット支援者ではありません。普通の市民です。

閉館時間が過ぎそばで見守っていた支援者達は展示室から出され、奥様達二人は違う場所に導かれていきました。私はエントランスの内側から外に向かってチベット国旗を広げました。外で支援仲間もチベット国旗を広げてくれています。
さらに売店の中からもチベット国旗を広げて外から写真を撮って貰いました。

結局奥様達が出てきたのは6時半過ぎでした。チベット支援者全員が最敬礼をして御礼申し上げたのは言うまでも御座いません。

混乱と迷走の内にチベット展は終わりました。
美術館内を最後の最後に見て、私達の抗議は正しかったのだと実感しました。
展示の手前に書かれていた、「チベット文化を通じて中国文化を理解して欲しい」だと?!チベット文化はチベット文化だよ!
美術館前と中で抗議してくれたみんな、不正を証言してくれた奥様お姉さん本当にどうも有難う!
最後に正義は勝つのです。

関連動画:2010年1月11日 聖地チベット展 上野最終日の抗議の様子。美術館内の騒動。

1/1付 プレスリリース「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝展〜」への抗議署名提出・実行委員会との一問一答

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By IAATE, 2010/01/11 21:15

日時 2010年1月1日(金)14時
場所 上野の森美術館
提出先 株式会社大広 聖地チベット展実行委員会委員長 鶴巻泰介様
提出物 抗議署名約600名分
参加者 Makoto Sasa(国際連盟) Team Tibet (Tatsumura Yukari), Pardenkai (Mr.Osada)

提出までの経緯

dsc_3831s上野の森美術館で催されている「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝展」での展示内容が、チベットの文化背景についての記述が欠落していることに対して遺憾の想いを伝えたいと集まった有志の方々による株式会社 大広、上野の森美術館、日本文化庁への、抗議の署名活動は多数の賛同を得ました。
有志代表が、多くの皆さまからの署名を聖地チベット展実行委員会委員長 鶴巻泰介氏に直接手渡しをしたいとコンタクトをしたところ、1月1日に上野の森美術館館長のご配慮のもと、同美術館にて面談、抗議署名が受理され、以下はその際の会談の様子をまとめたものです。

なお、署名手渡しの様子は写真でもご覧いただけます。

http://nekomimi.la.coocan.jp/free_tibet/ft100101/

1.今回のチベット展開催の経過について

質問:
今回のチベット展開催の経過についてお尋ねします。このチベット展の開催については、たくさんの抗議が届いているかと思います。本来ならチベットに縁を持っている人間にとっては、チベット展そのものが日本で開催される事はむしろ大変喜ばしいことです。しかし、この展覧会開催の背後には、中国共産党(*注:主催である中国国家文物局は政府機関であることを前提)が居り、中国共産党政府がチベットの民族や文化をコントロール下においた状態で、チベット文化を如何に擁護しているか、をアピールするために行われている、いわばプロパガンダ的なチベット展であると考え、私達は抗議の声をあげています。そのことは理解して頂けていますか?

チベット展実行委員会実行委員長(以下:実)
理解というか、そのような声が寄せられている事は確認しております。
この展覧会の発端は弊社が中国からのコンテンツを探していた時に、ドイツでのチベット展の話を担当者が入手しました。
それで日本でもそれらの文物を借りられるか、という交渉を始めました。大広が中国共産党から依頼を受けて行っているのではありません。準備を始めたのは、2005年か2006年くらいのはずです。

質問:
御社に中国国家文物局に居た方がいらして特別のつながりがあると聞いていますが?

実:
それは半分事実です。でもそれは大広が中国から文物を借りてくる時のルートのひとつです。(このような展示会では)、普通に貸して下さいと言っても貸してくれるものではなくて、ルートを開拓していかなくてはなりません。開拓してきたルートは1回つながれば、他の物も借りることが出来ますので、それを利用します。

質問:
実行委員長はこの展覧会を担当されるにあたって、中国とチベットについてご存知でしたか?チベット問題についてはご存知でしたか?

実:
チベットについてはあまり知りませんでした。チベット問題があるということは知っていました。ダライ・ラマという名前は知っていましたし、亡命されて今は亡命政府を持たれているという事実は知っています。また、ダライ・ラマ法王はノーベル平和賞を貰っているということは知っていますし、それに対し中国側がコメントをしていたというのは知っています。

質問:
準備期間中に聖火リレーが世界中で非難を浴びていたのですから、展覧会を見直そうとは思わなかったのですか?

実:
去年の春の段階では、すでに(中国政府から)展示品を貸して頂けるということになっており、その為の支払いも済ましていました。当然チベット展の準備を継続できるかどうかを社内で検討しました。

質問:
内定ですよね?お金を払ったから、実施するほか無いということですか?


こういった事情(2008年のチベット騒乱)があるので、九州国立博物館と、北海道立近代美術館がどういう判断をされるか?打診しました。その時に、九州国立博物館・北海道立近代美術館・大阪歴史博物館・仙台市博物館ともに、チベット展(開催準備)は継続すると判断しました。チベット展は開催するということであるなら、大広は文物を日本に持ってくるという仕事がありますので、そのようにしたという状況です。

質問:
全体の仕切りは大広に責任があると思います。今回は中国政府からの依頼で行っているのではない、ということですが、そういうことであれば、展示内容を正しく伝えることは充分に出来たと思います。今からでも展示内容を正しく伝えることは遅くはないと思いますが、中国政府から干渉されているということはあるのですか?

実:
それは全くありません。

質問:
ということは、これからも展示内容を修正する事は可能ですね?

実:
大広の哲学としましては、チベット展で何かしらの啓蒙をしようとは思っていませんし、効果を見ようという発想も持っていません。ひとつの美術的・希少的価値のある物を紹介する。歴史的背景を交えてという話は無いです。

2.主催者側のチベットについての理解と立場

質問:
これらの展示品は文化です。文化を創ったというチベット人がいて、ダライ・ラマ法王が来日しているのに法王をお招きするわけでもない。展示会の政治的背景を理解しているからしょうがないとは思いますが、このようなことは異常です。このような展覧会というのは、歴史的にこれを創った人々に対するリスペクトは絶対的に持っていなければいけないものだと思います。
中国政府の干渉がないのであれば、これだったら内容に入れられるというようなことを、在日チベット人やチベットサポーターと相談しながら変えていくということは可能ということですよね?開会式ひとつとってもわかりますが、中国人の大使が呼ばれているにも関わらず、何故在日チベット人は呼ばれていないのですか?

実:
(無言)

質問:
実行委員長は今回チベット展の実行委員長になられたわけですけど、チベットに対して自分は、ダライ・ラマ法王の名前くらいしか知らない、ただ美術的価値があったから、この展示会をやったということですか?そうだとすれば、私達にしてみればかなりショックなことです。


知識というのは何に対する知識ですか?

質問:
まずポタラ宮がどのような役割を果たしていたかということ。また、そこにあった仏像がどのような役割を果たしていたか、ということを理解していないと思います。昨年10月〜11月にかけてダライ・ラマ法王が来日されました。ポタラ宮にあった物は、もともとはダライ・ラマ法王のものです。
チベット展なのですから、チベットの最高指導者が来日された時に、お招きしてチベット展をこのように開催しています、という招待を打診してもよかったのではないでしょうか?そうではなく、むしろ避けたのは何故ですか?これだけのものを展示しているのに、ここにダライ・ラマ法王の写真が無い。ダライ・ラマ法王とのつながり一切書いていないということは、主催者が中国にとても気を使われているのではなく、敢えて書いていないのですか?あれだけの専門家の力により、背景も全部調べ上げ、立派な図録を作ったにも関わらず、歴史的な記述が何故、出来ないのでしょうか。


私共は基本的に、展示物について、その年代とか、どのようにして創られたのか、とかいう部分は記載しております。それと同時にそれを説明するに必須な、チベット仏教というものはどのような形かという説明は入れています。しかしこの展示会は、今のチベットの状況というようなものを広く知ってもらおうということではありませんし、逆に中国側の主義・主張をサポートする意図もありません。

3.「チベット人はいない」発言について

質問:
チベット問題がある、ということを知っていながら、「チベット人は存在しない」などと発言したりすることは、認識が無いというよりモラルの欠如だと思うのですが。


これについてはお詫びします。チベット族という言葉に、蔑称の意味が込められていることを知らずにいました。この展示会の開催については、8月くらいから各方面から抗議の電話が入っています。
それぞれがどんな団体かもわからない、という状況の中でいろいろな話がきました。頂いていた抗議の電話の中で「チベット人について」という問いかけがあり、それに対し答えようとした途端に、「あなたはこれに答えるということは、チベット人が存在するということを認めるのですね。チベット人が存在するということは、国籍がチベットという人がいるということを認めるわけですね。だとすればチベット独立の為に協力するようなチベット展の内容にしなさい」ということを言われました。
チベット人と発言すること=チベットのナショナリティ=チベットの独立を推進する立場であるというふうに、電話で抗議されたあとだっただけに、そのような発言をしてしまいました。このことについては、本当に申し訳なく思っています。後から反省してみて、「チベットのかた」と言えば良かったと思っています。

質問:
チベット人、チベット族という呼び方に関しては、深い意味があって、日本のマスコミにしても昔はほとんどチベット族と報道していましたが、最近ではチベット人に変ってきています。ですから、大広もここでチベットと看板掲げて商売するのであれば、それくらいのことは考えるべきです。実行委員長は、今は悪かったと思っているのなら、どうして謝らないのですか?

実:
連絡先を聞いていませんでしたし、あの段階で法王事務所は、この展覧会に関して何のコメントも出していない状態でした。そこに私が突然法王事務所に連絡し「私はこういう発言をしました。すみません。」と連絡することもどうかと思いました。私は人種差別になるとは思っていなかったのです。「誇り高いチベット族」という意味だと思って使ったつもりでした。

質問:
謝罪は今からでも遅くないと思います。対話を続けて頂きたいと思っています。今回色々と話をさせていただき、このような抗議の声があるということを受け止めていただければと思います。

4.展示会の主催者は誰か? 商売になれば何でもありか?

質問:
大広というひとつの大きな企業がチベット展を行うことは、必ずメリットがあり、採算がとれると考えてのことだと思います。でも東京ではそれほど入場者数が伸びていないようにも聞いています。あれだけの新聞広告を出しているのですけども、実際に採算はとれているのでしょうか?

実:
大広の立場はコンテンツを持ってきて、展覧会をやりたい、というところにお貸しして代金を頂きます。
東京においてのみ、主催者となっていますが東京以外の会場では、大広は展覧会を開くためのコンテンツを借りてきて提供しているだけです。パンフレットを見てもらえるとわかると思うのですが、東京以外では大広は企画協力になっております。採算は取れたと思います。会場すべて終わってみなければわからないことですが。

質問:
中国政府からは今回は一切のお金は出ていないのですか。


出ていません。出してもらえるとありがたいです。

質問側の感想
日本の広告代理店が、お金になりさえすればいいのだという態度でチベット展を開催しているということがよくわかって、今回のお話で私達は日本人としてチベット人に対して、恥ずかしいことをしてごめんなさいという気持ちになりました。

5.チベット人不在のチベット展

質問:
この展示品は、中国側が出してくれたということですが、出してもらった展示品に対して、それが正しいものであるという証明はどのような形で出されているのでしょうか?

実:
事前調査に図録に書いてある専門家が3回くらい中国に行っています。僧侶や貴族の方の持ち物であった、という状況の中で、ひとつひとつの作品の来歴だとかについて伺いました。ポタラ宮やノルブリンカなどは中国の宝物展で保管されていたものです。あとはチベット博物館にあるものです。

質問:
お寺からも持ってきちゃったのですか?

実:
お寺から借りたものも数点あります。

質問側の感想:
もしも無理矢理、お寺からもってきていたりすれば、おまけに、チベット文化を守って来たチベット人たちの心情を顧みない展覧会を中国側の一方的な位置づけで開催するというのは 恥ずかしい行為であって、会社の中にも上の方にもわかって欲しい。と強く思いました。

質問:
ここ上野の展覧会には、ダライ・ラマ法王の写真もなく、真実を伝えず美術展をやる上で、主催者の姿勢に疑問を持ちます。次の展覧会でも開会式をしますね?また中国のプロパガンダを参加させるのですか?

実:
それは、次は主催者でないのでわかりません。

質問:
では私達が主催者に言えばいいのですか?でもこうやって膝を交えて話をしたのですから、ここは実行委員長から次の主催者の方にこういう話があったと伝えて頂きたい。

実:
先ほども言いました通り、九州・北海道については誰を呼ぶかと言うのは主催者が決めていて、大阪・仙台も同じです。大広は上野のみ主催です。

質問:
ではここ上野でやってください。上野で展示会をやっている間に、在日のチベット人を呼んでください。
チベット人たちが、今ここにある仏像とかを守ってきた。中国政府が守ってきたわけではない。今あなたたちがチベットの仏像でお金儲けできるのは、これをチベット人たちが守り抜いてきたからです。

実:
ご意見はわかりました。
私の一存で決められることではなく、会議で検討したいと思います。

周辺イベント:1/10 第5回チベット芸術フォーラム

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By IAATE, 2010/01/10 08:02

周辺イベントのご案内です。

聖地チベットを考える「守りたい天空の至宝」| チベット芸術フォーラム主催 シリーズ講演会
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動画:聖地チベット展を観覧したペマ・ギャルポ氏のコメント

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By IAATE,

RFUJさんより:http://www.youtube.com/watch?v=Tgh4ZxKTR0g
世界平和巡礼は1/10(日)が最終日。午後3時より開催です。

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